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【岐阜・進路相談】通信制高校は〇〇で選べ!~ことのはブログ

数ある相談の中で

2021年からフリースクールを運営しています。
初回相談無料だからか、年間にかなりの相談件数をこなします。

フリースクールなので、基本的には「不登校」に関する相談が多いのですが、次いで多いのが「高校生の編入について」の相談です。

この「高校生の編入」ですが、要するに「今通っている高校で通い続けることが難しいから別の高校にうつりたい」ということです。
いわゆる「全日制高校」が中途での編入を受け入れていない場合が多く、そうなるとほとんどの場合の編入先は「通信制高校」になります。

通信制高校への編入事情

これまでたくさんの相談を受けてきた肌感覚ですので統計データはないですが、驚くなかれ、「高校生の編入」相談の一番高い波は4~6月です。
しかも、全員高校1年生。
つまり、入学してから1~3ヶ月で「この場所は思っていたのと違う」「このまま3年間通い続けるなんてしんどすぎる」と思い、編入先を探し始めるのです。

今年度も、この相談をたくさん受けました。
そして、少し「波」が落ち着いた今、このことは世の中に発信しなければ!と思った次第です。

このタイミングで相談に来られる方々、こどもも保護者も、憔悴ぶりが一般的な不登校の比ではないというか、受けているダメージの大きさを感じる様子でいらっしゃる場合が多いです。

保護者は…
「せっかく受かったのになぜこんなことに…」
「高校中退で、この先この子の人生どうなるの…」
(絶対に口に出さないと思いますが)「制服や教材のお金はもどってこない…」

こどもは…
「こんなはずじゃなかった、キラキラの高校生活送るはずだったのに…」
「今の学校はどうしてもしんどい…でも高校生じゃなくなるなんてどうしよう」
「親に心配かけて申し訳ない」

…と、どちらも、本当に大きな心理的ダメージを受けた状態で相談に来られます。

そんな皆さんなので、まずお伝えしているのは、
「一番苦しい時に頼ってくださってありがとう」
ということです。そして、実際に動き出して相談に来られていることが何よりすごいことだという事実もお伝えします。

編入先を決めるポイント

当然ですが、編入先を探す際のこどもと保護者の共通の心理は
「もう二度と同じ轍は踏まない」=次に通う高校を母校にする
ということだと思います。

そのために、必要なことは2つあると思います。
①編入前の高校に通い続けるのが難しかった理由を明確化する
→通信制高校は「最も継続しやすい環境」で選べ!
②卒業後の進路はどうありたいか、ぼんやりでもイメージをもつ
→通信制高校は「卒業後の進路状況」で選べ!

①は、例えば、「前の高校では毎日のカリキュラムがしんどくて、課題が忙しくて疲れてしまった」という場合は、カリキュラム編成に自由がきき、自分のタイミングを尊重してくれる時間設定ができる高校を選ぶ、という考え方です。
他にも「人が多いと、気を遣いすぎて疲れてしまう」場合は、「生徒数は多くても一回の授業で同席する人数は少なめ」な学校を選ぶという視点をもてるといいですね。
これらは全て実際に見学に行って、自分の目で確かめてこなければいけません。「ここなら無理なく通える!」と思える場所かどうか確認が必要だと思います。

②は、特に通信制高校については、きちんとした説明を受けたうえで入学を検討すべき点です。
私立全日制高校などは、聞かれなくても「〇〇大学合格!」などうるさく書いてあるものですが、通信制高校の「その後の情報」は結構見えにくいです。ホームページなども充実しておらず、掲示もなくて目立たないけど、その後の進路はかなりしっかりしている!という高校もちょくちょくあります。
これについては、見学の際に直接聞いていい点です。しっかり確認しておきましょう。

しかし、実際には①も②も、かなり難しいのです。

①は、いじめ、先生との不和、学校の旧態依然とした雰囲気が無理、などすんなり言語化できる理由があればいいのですが、本人も「なぜこんなに苦しいのか分からない」という場合が結構あります。

②は、そもそも、ほとんどの高校生が持ち合わせていないかもしれません。「何となく大学」「何となく〇〇系の専門」くらいでもあればマシで、全く何も考えていない方が多数だと思います。

つまり、編入に至るつらい経験を経た直後の若者に、①や②を明確に言語化できるメンタルと言語能力の両方が備わっていることがかなり稀だということです。

専門家に相談してください。ここにいます。

私自身はフリースクール実践者として活動していますが、岐阜県全体の民間教育関連団体のネットワーク活動を興して、その代表をしています。

全県のフリースクール情報はもちろんのこと、関連のある事業として、通信制高校の情報も大量にもっています。

岐阜県内で、平日日中の迷えるこどもの居場所については、何でも相談に乗れる自信がありますので、ぜひ一度お問い合わせ下さい。

上記のような「メンタルの問題」もしくは「言語能力の問題」、はたまた「自身のビジョンのなさ」からうまく高校に関して方針を示せないこどもたちとの対話もお任せください。
時間はかかるかもしれませんが、しっかりと対話して、何か糸口をつかんでみせます。